野中美希さんが、書かれた「データ分析の教室」
この本は一言でいうと、一冊で2回楽しめる本です。
1回目は、町のパン屋の再生ストーリーという読み物として楽しめます。分析は、ひとまずおいて、ストーリーを楽しみましょう。マーケティングに関するヒントを得ることもできます。
2回目は、実際にパソコンを立ち上げて、手を動かしながら、データ分析のやり方を練習してみましょう。ピボットテーブルの使い方、散布図の見方、相関係数などを使えるようになります。
「パン屋さんの場合、適度に売れ残りがあるのはいいことなんです。」
こういった言葉は、 普通の人が口にできる内容ではありません。プロならではの、言葉ですね。他にも「これは?」という名言がありますので、お楽しみに。
ページ数の関係だと思いますが、できれば、「終わり」 の項目を読みたかったです。