定年顧問

楽しさと生きがいを手に入れる定年顧問

毎年100万円づつ貯金が、減っていきます

 私は、定年後も仕事は続けていましたが、基本給が下がったため、毎年100万円ずつ貯金が減っていました。基本給は下がったものの、日々の生活費については、なんとかやりくりすることができました。しかし、年2回貰っていた賞与(ボーナス)がなくなったため、その分が不足してしまったのです。

 賞与(ボーナス)で補填していたものは、車の保険料や車検の費用、予期せぬ家電製品や電気、ガス器具等の故障、扉や窓の破損、不具合などへの対応、固定資産税の支払いなどです。

 毎年100万円といっても、きっちり100万円ということではなく、50万円前後から多い時では150万円以上と金額には幅があります。当初予想はしていましたが、毎年100万円前後の金額が、実際に貯金通帳から減っていくのを見ると、この先、いつまで貯金が持つのかと不安になってきました。

 今まで何も対策を打たなかったわけではありません。電気代の削減のため、エアコンや冷蔵庫は、省エネタイプにしました、テレビも消費電力の少ないものにといった具合に、寿命がくる前に買い替えました。

 電気代削減と交換頻度を下げるため、照明も LED に全て交換をしました。トイレも節水タイプに、洗面台も汚れやキズが立つようになったため、交換しました。

 多額の費用がかかるといわれる外壁についても、金属部分を含めて全て塗り替えを行いました。このように、現役時代に、後々多額の費用が発生するものについては、事前に対応をとったのです。これらを定年後に実施していたら、貯金の減少量は大変なものになっていたものと思われます。

 しかし、そういった事前の対策を行っても、様々なところで、予期せぬトラブルが発生しました。地下の漏水や、シャッターの故障、床の不具合の補修などです。今後もこういった費用が発生する可能性があるため、トラブル対策のための貯金は必要だと感じました。

 

 こういった想定外のトラブルにかかる費用や避けられない出費に関しては、貯金以外になんらかの収入をえることが必要です。収入を得る方法は数多くありますが、やはり働くことが一番です。アルバイト、パートなど働く手段はいろいろありますが、シニアならではの仕事が社外顧問です。社外顧問になれば、週1回の活動でも 月に10万円程度の収入を得ることができます。 週に1回程度の活動であれば、 今までの生活を大きく変えることにはなりません。今までの生活を変えず、ある程度の収入が得られれば、貯金の減額の心配も少なくなります。社外顧問は、シニアの最適なバイトと言えるでしょう。